42年間、「自分は変われない」と思い込んでいた
小学生の頃から人間関係に悩み続けてきました。休み時間は1人で机に座り、「早くこの時間が終わってほしい」と願いながら過ごす日々。常に周囲の視線を気にし、影で悪口を言われているのではないかと怯える――そんな自己否定が染み付いていました。
中学ではヤンキーグループに目をつけられ、集団で暴力を受けたり、家がお菓子屋だったことを利用されて金品を要求されたりという経験もしました。高校・大学でもコミュ障は変わらず、告白はすべて失敗。家業を継ごうとした会社ではパートや年下社員からも軽く扱われ、2年で退職。1年間の無職期間中に父親を事故で亡くすという出来事もありました。
その後入った会社では社長から「お前は価値がない」「辞めろ」と日常的に言われ、食欲を失い、「消えてしまいたい」と感じるほどに追い詰められていきました。結婚後もパートナーとの関係に悩み、風俗で性欲を満たすだけの日々――その状態から何とか抜け出したくて、自己啓発書を何十冊も読み漁っていました。しかし、頭で理解することはできても、根本は何も変わらない。その限界に、本気で絶望していたのです。
「昔の自分と重なる」と感じた瞬間、一歩踏み出せた
限界を感じていた時、零時レイさんの著書に出会いました。読み進めるうちに「これはまるで昔の自分だ」という衝撃を受けたのです。
「こういう場は陽キャやイケメンがやるもの」という固定観念がありました。しかし、「自分にもできるのではないか」という期待がそれを上回り、すぐに体験セミナーに申し込みました。セミナー自体には正直怪しさも感じましたが、「変われるかもしれない」というワクワクが勝っていました。
ワンデーセミナーを2回受講した後、本コース前に名古屋駅で26歳の女性と出会いました。カフェからカラオケへという流れで、その日のうちに自然な流れで親密な関係を築くことができました。感情開放トレーニングでメンタルブロックが外れた直後の出来事で、今まで自分がやっているとは思えないほどの体験でした。
初回のブートキャンプでは、平日昼間に出会った20歳前後の女性と食事に行き、ゲームセンターやスイーツを楽しむ時間を過ごしました。42歳でこういう出会いができるとは、自分でも驚きの連続でした。その次に出会った19歳の女性には、相手の気持ちを大切にしながら丁寧に関わった結果、向こうから積極的に連絡が来るようになり、継続的に会える関係になりました。「こんな気持ちになるとは思わなかった」という相手からのメッセージに、暗かった青春を取り戻している実感が湧いてきたのです。
職場で「爽やかだね」と言われる自分になれた
最も効果的だったのは感情開放トレーニングでした。日頃から感情を押し殺して生きてきた自分にとって、それを完全に解放する体験は今まで経験したことのないものでした。メンタルブロックが外れる感覚が明確にあり、それが実践での成果にも直結していきました。
路上講習も大きな効果がありました。人通りの多い場所で普段絶対にしない動きをしたり、見知らぬ人に話しかけたり――普通の人生では絶対にやらないトレーニングを積むことで、人目への免疫が本当に変わっていったのです。
変化は仕事面でも顕著でした。重い空気の場面で冗談を言えるようになり、上司から「こいつはできる」と評価されるようになりました。朝礼では感情を込めた挨拶をするようにしたところ、「誰よりも元気だね」「爽やかだね」と言われるようになったのです。今まで「暗い」「存在感がない」と言われ続けてきた自分には、信じられない変化でした。
また、子供に自分と同じ苦しみを味わわせたくないという思いから、喜怒哀楽を子供と一緒に表現する育児を実践しています。周りの目を気にせず全力で楽しむ姿を見せることで、子供にも自己表現の大切さを伝えようとしています。
自分は42年間ずっと「自分の性格は変えられない」と思い込んできました。でもそれは、自分のコンプレックスや弱さと本当の意味で向き合ったことがなかっただけです。自分を諦めないこと――これが何より大事だと、今は確信しています。変わることは絶対にできる。仲間がいるから、1人じゃない。その事実に、もっと早く気付きたかったと心から思います。




