「いずれ出会いが来る」と待ち続けた10年間
学生時代から、好きな女性ができても自分からアプローチするという発想が一切ありませんでした。「いずれいい出会いが来るだろう」――そんな待ちの姿勢で生きてきたのです。中学時代、可愛らしい女性から帰り道に誘われたにもかかわらず、周囲の目が怖くて途中で逃げてしまったほど、人目を気にする性格でした。
大学は理系学部で女性が少なく、サークルでも踏み込めないまま4年間が終了しました。社会人になってから同窓会で中学時代に意識していた女性と再会し、初めての交際・初めての経験へとつながりましたが、相手がワーキングホリデーに旅立ち、遠距離の末に振られてしまいます。
それ以来、「あの人を超える人はいない」という基準が消えず、10年間さまよい続けました。婚活パーティー、料理教室、社会人サークル、結婚相談所――あらゆる場に30万円以上を費やしましたが、成果はゼロ。マーチ卒でそれなりに容姿も整っていたはずなのに、行動しなければ何も起こらないという現実を突きつけられていたのです。
転機は、引っ越し先の近くにあったバーでした。常連客から「今すぐ出て行って、自分から動いてこい」と背中を押されたのです。その方の後輩が、実際にその場で女性と関係を築いていたと聞き、頭に強く引っかかりました。
「これが今、一番強い出会い方だ」という言葉の意味
Amazonで零時レイさんの著書を見つけて読み、「こんな人がいるのか」と衝撃を受けました。大学時代の友人に本を見せたところ、止めてほしかった自分の期待とは裏腹に、むしろ背中を押されて入会を決意。体験セミナーでは内容と講師の姿勢に圧倒され、「本物だ」と確信しました。
初めての成果は入会3ヶ月後、路上講習中に達成しました。渋谷のセンター街で「ゴリラオープナー」という技を使ったところ相手に刺さり、一緒にカフェへ。27歳の帰国子女で、京大法学部卒・外資系コンサル勤務という、自分では絶対に出会えないハイクラスな女性でした。その日は連絡先交換にとどまりましたが、後日自然な流れで親密な関係を築くことができました。初めての成果にして、予想をはるかに超える出会いです。
7年間で最も印象深いのは、表参道で出会った人妻の女性でした。誕生日にサプライズを用意して喜んでもらい、「今まで生きてきた中で一番嬉しい気持ち」というメッセージが届くほど深い関係になりました。1年間の交際を経て、結婚の話まで進みましたが、ご家族の反対もあり関係を終えることになりました。
その他にも、夜の渋谷での出会いから元芸能事務所所属・美容大会日本代表という女性と関係を築き、バラの花束を用意してお祝いの席を設けるなど、「アプリや婚活では絶対に生まれない感情からの出会い」を積み重ねてきました。
「やらないことが最大の失敗」と心から言える自分になれた
講習で最も大きな財産になったのは、「120%、限界を超えても全部出せ」という雰囲気の中での路上トレーニングでした。キャラクター講習では最初「なし系」しか使えなかったのが、7年続けるうちに甘い系との組み合わせが自然に馴染んできました。極端な形でキャラクターを練習し続けることで、いざという場面で自然と出てくるようになった実感があります。
仕事面でも変化がありました。「極めなければ意味がない」「やらないことが最大の失敗」という姿勢が職場にも波及したのです。パワハラ気質の上司に対して、周囲が黙っている中で一人だけ切り返したところ、同僚から「よく言ってくれた」という反応がありました。職場での存在感が明らかに変わったのです。
10年間待ち続けた結果として自信を失いかけていた状態から、「初恋を超える女性と普通に接して関係を築ける」という体験を積めたことで、自己肯定感が大きく回復しました。もし動いていなかったら、SNS詐欺に引っかかったり、孤立した攻撃性に転落したり――そんな最悪のシナリオに向かっていた可能性もあります。それを避けられたことも、講座を受けて良かったと感じる理由の一つです。
25歳から35歳という「一番アクティブな時期」を待ち続けることに費やしてしまった喪失感は、今でもあります。その10年分の借金を、これからの出会いと経験で取り返していくことが今の目標です。1人の女性と結婚してその人だけのものになるより、多くの女性に関わり「あの人といた時、幸せだった」と思ってもらえる存在でいたい――これが、今の自分にとっての社会的な貢献の形だと感じています。
声をかける前は、めちゃくちゃ怖いんです。でも、そこには必ずリターンがあります。婚活・料理教室・社会人サークル、全部やりました。全部ダメでした。受講だけが、感情からスタートする本物の出会いをくれました。あのバーで言われた「今一番強い出会い方だ」という言葉は、7年続けた今、嘘偽りない事実だと確信しています。



